チャルゲの視点

航空宇宙工学を学んで,畑違いの営業マンになった男が日々思うことをつぶやきます.

日本の大学で航空宇宙工学を学ぶためには?

チャルゲです.

日本の大学の航空宇宙工学の状況はご存知でしょうか?

知らない人が多いと思うので,今回の記事では日本で航空宇宙工学を学ぶにはどうすればいいかを書いていきたいと思います.

日本で航空宇宙工学を学べる大学

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実は結構あります.

なんと日本全国で23大学もあるんですね!

日本の大学の数はおよそ700ちょいくらいなので,全国の大学の3%です.

世の中には映画学部や恐竜学部などもっと珍しい学科もたくさんあるので,少し珍しい程度ですかね.

ただ実際に航空宇宙工学科を有していなくても大学でも航空宇宙工学を勉強できる大学はあります.

なぜなら,機械工学の延長で航空宇宙関係の研究を行っている学部などがあるからです.

そのため,もし進学を希望している方がいるなら大学に行って直接リサーチすることをおすすめします.

実際に行ってみないと分からないことはたくさんありますが,オープンキャンパスなどで情報を得る機会は用意されているので,積極的に参加すると良いです.

どの大学に行くべきか

大学の研究予算は旧帝大に優先的に配分されているので,研究費という面では旧帝大に行った方がいいと思います.

また,研究費が多い大学には実績のある教授がいる可能性が高いため,良い指導を受けられる確率が高いです.

なので,本気で航空宇宙工学を勉強したいのであれば,浪人するなりなんなりして少なくとも旧帝大レベルの大学に行くことを考えたほうが良いと思います.

ただ最近は進振りと言って,学部の中でも航空宇宙工学コースに進む人と他のコースに進む人を成績で分けたりするケースも増えてきているので,一概にレベルの高い環境に飛び込むのが良いとは言えません.

入学しても厳しいレースが待っているのです.

もちろん大学入試よりは簡単な関門なので,まずは大学入試をいかに乗り切るかを考えた方が良いと思います.

海外大学という選択肢

上で旧帝大クラスの大学に行くことをおすすめしましたが,日本の航空宇宙工学のレベルは世界に比べて高くはありません.

トップの東京大学ですら,世界レベルからするとは低いです.

航空宇宙工学を本気の本気で学びたいのであれば,海外の大学に進学することをおすすめします.

 

飛行機によく乗る人は知っていると思いますが,航空宇宙産業はアメリカが牛耳っています.

航空に関していえばAirbusもあるじゃないかと思う方もいると思いますが,あれはヨーロッパの国を寄せ集めてできた会社です.

それぞれの国のレベルの高い分野を寄せ集めた結果,あれだけの力を持つようになっています.

それはつまり,一国の大学教育では航空宇宙工学を教えきれないということを示しています.

 

対して,アメリカはボーイングとNASAがあります.

航空宇宙工学はあくまでモノづくりであるため,ノウハウなどの蓄積は必須です.

そのノウハウがアメリカ一国で一気通貫に蓄積されています.

アメリカ国内の開発も圧倒的に盛んです.

そのため,アメリカの航空宇宙工学のレベルは世界でもずば抜けて高いです.

 

うちの大学の教授陣も若いころの留学先を調べてみると,全員アメリカの大学でした.

特におすすめはPurdue大学やVirginia Tech大学ですかね.(うちの大学の教授がおすすめしていたから(笑))

本気で学びたいという方はそもそも日本で探すのではなく,アメリカの大学を目指すべきです.

まとめ

日本で航空宇宙工学を学べる大学についてまとめました.

飛行機や人工衛星に特化した学科を持つ大学は少ないみたいですね.

非常に面白い分野なので,もっと航空宇宙工学を学べる大学が増えたらいいのになと思います.

航空関係で面白い本も過去の記事で紹介しているので,興味のある方はぜひ読んでみてください.