チャルゲの視点

航空宇宙工学を学んで,畑違いの営業マンになった男が日々思うことをつぶやきます.

航空宇宙工学科で大変だったことベスト3!!

みなさんは大学で何学科に所属していたでしょうか?

理系かもしれないし,文系かもしれないし,保育とかだったかもしれません.どの学科でもそれぞれ大変なことがあると思いますが,他の人たちがどのように苦労したかは分かりませんよね.

そこで,とりあえず僕が通っている航空宇宙工学科で大変だったことを紹介して,この学問ではどんなことが大変なのかを知ってもらえるようにしたいと思います.

第一位:航空宇宙工学演習

何といってもこれが一番大変でした.

授業では飛行機の設計に必要な基礎的なものを勉強するだけで,それをどのように使うかまでは習いません.そこで,この演習でその使い方を学びます.

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上のExcelグラフはエンジンのノズルの設計をしたものです.このノズルの形状を計算するためには400行くらいのプログラムを書かなければなりません.

プログラムに慣れている人ならいざ知らず,初めて習ったばかりの大学生にとって400行のプログラミングというのは非常に難しい課題です.

僕は友達と「ここはこうじゃない?」とか「この部分は間違っている」とかひたすら議論を重ねて,この問題に取り組みました.

この課題を終わらせるのにかかった時間は軽く10時間を超えていたような気がします(笑)

こんな課題がたまに出るだけならやり切れるのですが,これが毎週出るんですよね...

しかも,先生によっては量は質を凌駕するという方針でただでさえ難しい課題をたくさん出してくる人もいて,勘弁してくれって感じでした(笑)

友達のレポートを写してしまおうか本気で迷いました.

でも,この課題を全部取り組んだことで考える力が大幅に上がったので,取り組んで良かったと思います.

第二位:実験

次に大変だったのは実験でした.

3週間で一つのテーマに取り組み,実験内容自体はそんなに難しくはなかったのですが,レポートをまとめるのに非常に苦労しました.

実験結果を得るために,Excelのセルを10000も使って計算しなくてはならなかったりして目が回りそうでした.

しかもそれだけ計算量が多いから計算ミスのオンパレードなんですよね(笑)

数時間かけてようやく出した答えを友達と確認してみて,全然違う値だった時にはさすがにショックでした(笑)

もちろん大変なだけではなく,音速の壁を破る瞬間を可視化したり,実際にエンジンを動かしてみて性能を測定してみたりと楽しい時間もたくさんありました.ただ,もう一度やれと言われたら正直しないと思います.

第三位:設計製図

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3番目に大変だったのは設計製図でした.必修科目として製図の授業があり,6人1チームで課題に取り組みます.

上の図は僕たちが設計した機械の平面図です.

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斜め上から見るとこのような形で,物を運ぶという設計要求を満たすために作りました.

設計のためには,タイムテーブルというある時間に機械がどの位置でどのような動きをしているかというグラフをかいたり,上のようにサイズが規定に収まっているかなどを考えなくてはならず,やることが盛りだくさんです.

本当に時間かかるんです!

授業は毎週1コマだったのですが,とても授業時間内に終わらないため放課後に集まったりして仕上げました.

でも,それぞれ参加できる時間に個人差があり,不平不満が出てきたりとチームで物事をやり切るというのはこんなに大変なんだなと大いに実感しました.

先生たちも,将来設計に関わるであろう僕たちにその大変さを分かってもらうためにわざと時間がかかるようなものを作らせているんだと思います.

僕の場合は,なんて面倒くさいんだっていう感情しか残りませんでしたが(笑)

まとめ

僕の学科で大変だったことをランキング形式で紹介しました.

こうやって見ると実際に手を動かす形式の授業ばかりですね.座学がいかに楽かということを思い知らされます(笑)

この記事が,誰かの役に立つと幸いです.